明治17年(1884年)2月、東京の新橋烏森での布教開始から140年。教会設立117年。そして、春日部に移転し、布教18年目を迎えました。

金光教春日部教会

雅楽 雑記

「たけの音」雅楽道友会・研修発表会

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5月13日(水)、民間の雅楽団体「雅楽道友会」の研修発表会『たけの音(ね)』が大井町のきゅりあん(品川区)催された。
会員の日々の稽古の成果発表の場として、今年で7回目となり、副教会長も演奏に参加した。

 

 

演目

管絃  平調   越殿楽
黄鐘調 拾翠楽
西王楽
神楽  其駒
舞楽  左方   胡飲酒 序・破
右方   納曽利

主旨

雅楽道友会の会員は、

一、管別稽古にて正しい技術を身につけること
一、管、舞、歌、打ち物、糸物をすべてこなすこと
一、合奏稽古にて、他の舞や楽の動きを知ること
一、祭典楽や演奏会を経験し、技量を高めること
一、人を正しく指導し、己の未熟さを知り補うこと

を掲げ日々稽古に励んでいます。
その成果の発表として、また正しい雅楽の様式に則った演奏会を体験することにより、一人一人の技量の向上と全体のレベルアップを目的として開催します。

企画にあたって

雅楽を始めた人は管別や合奏稽古にて実力を高めていきますが、さらに技量を上げるためには、舞台などの実践の場を経験することが不可欠です。また雅楽師は管楽器、歌物、打楽器、糸物、舞のすべてを修得せねばなりませんが、どうしても不得意な分野が出てきます。
研修発表「たけの音」は初心者の稽古の一環であるとともに、出演者それぞれが今まで経験の少ない役に就くことで楽師として成長することを目的として企画されました。

名称について

雅楽の中心である竹で作られた管楽器は、千年以上も前の時代より、楽曲や歌舞とともに今日まで残されてきました。 しかし近頃は、雅楽以外の音楽の演奏に使用することが流行る傾向にあります。雅楽を奏でるために伝えられた楽器は雅楽を演奏してこそ、その特徴を引き出すことができます。「たけの音」の名称には竹笛本来の音色をお届けしたいという出演者の思いが含まれています。

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