女の信心が、神のお楽しみお喜びである。懐妊(かいにん)の間、心を改め磨(みが)き、真心の子供を産んで養育せよ。日々食べ物の取りあつかいの注意不注意によって、病気にかかることもあり病気を除くこともある。子供の間は母親が子供の真心を作るのである。また、着物の洗濯(せんたく)をするのも子供の健康のためである。こうした役目を油断なく心がける者を見て神は楽しみ喜ばれる。ここに母親の大責任がある。神の前に参って自分の思うことを頼むばかりが信心ではない。神へ参らない時に信心することがたくさんある。(天地は語る303節)