当教会では、大祭・霊祭時の鏡餅を自前で作っている。
以前から餅米のお供えがあり、その餅米を和菓子屋さんに持ち込んで頼んでいたが、虎ノ門界隈の和菓子屋さんも少なくなり、そのうえ、餅米を持ち込んでというのが難しくなったからだ。
そこで登場したのがこの餅つき機。蒸すのはセイロで蒸した方が加減がいいため、つく作業だけにしか使っていないが便利である。
更に画期的なのが、石膏でできた餅型(写真下)。昔は手で成形していたのが、この型に入れるだけで、鏡餅の形に整えてくれるのである。蒸し加減の具合で、出来不出来はあるものの、それもご愛敬である。