今朝の御教え

今朝の御教え(「市村光五郎の伝え1・57」より)

巳の年が大谷へ参ったら、金光様が、
「備前の(市村光五郎)、受けさんせい」
とお言葉があり。巳の年も信心しておかげを受けることが合点いかず、金光様にたずねたら、
「信心はむつかしいことはなし。いんで、わが家で金神と言うて信心をしておれば、金神が差し向けてやるのぞ」
とお言葉あり。
わが家に帰り、わけ知らずに信心する心でおったら、不思議なるかな、人がぼつぼつたずねてござるようになり。よって二年ほど勤めておったら、金光様がお隠れとなり。代かわりて二代金光様お勤めのところへ参り、一年ほどおかげをいただく間に、上カミより大谷へ指令下がり。巳の年も上の許可を受けに参ったら、金光様のお言葉に、「親類は承諾しておるか」と仰せあり。よって、「親類の承諾判は今日はたくわえてきておりません」と申しあげたら、金光様のお言葉に、「親類の承諾の判がなければ、表(公)の許可は渡せん」とお言葉あるで、「親類へ相談して来ます」と言うて、巳の年は親類へ相談に行ったら、折り合い悪うして、「時来ん」とあきらめ覚悟をいたし。われは覚悟をしても、もとの金光様に相すまずと思い、それより才崎金光(片岡次郎四郎)様に右の次第申して伺うてもろうたら、才崎の金光様のお下げに、「学校生徒も落第するということがある。是非におよばず。楽をせよ」とのこと。「楽はしても信心は忘れな」とお下げあり。そこで、巳の年もまたもとの左官に下がり、おかげをいただき暮らし。当は三年祭(教祖金光大神の三年祭)なり。地築きまでしておかげを受け。あまた、先(教祖金光大神)様のおかげいただき。この上のおかげはなし。まずは。